皆さんは、タイトルにある「BBC micro:bit」とは何か知っていますか?
「BBC micro:bit」とは、2015年に英語放送協会(BBC)により開発された低消費電力、低コストのシングルボードコンピュータの事です。
因みに、シングルボードコンピュータとは、むき出しの1枚のプリント基板に必要最低限のCPUと周辺機器を付けた簡易的なコンピュータの事です。
今回は、BBC micro:bitの基礎プログラムとして大きく分けて2つの項目をやって行きます❕
それぞれ[1]画像と文字を表示させ、[2]ボタンを使う
この2つを順番にご紹介します♪
まず始めに、今回特に必要・重要となるコマンドを紹介します。
[1]画像と文字を表示させよう❕編
from microbit import *:モジュールのインポート
print():画面に文字を表示する。 input():入力した文字を受信する。
int():文字列型を整数型に変える。 str():整数型を文字列型に変える。
show():画面に画像や文字を表示する。 scroll():画面に文字をスクロールさせる。
[2]ボタンを使う編
show():画面に画像や文字を表示する。 scroll():画面に文字をスクロールさせる。
clear():画面をクリアする。
is_pressed():〇〇が押されている時、Trueになる。
if:もし条件〇〇に合う時、次を行う。
elif:そうでなくて、もし条件△△に合う時、次を行う。
else:前if,elifの条件以外の時、次を行う。
必要・重要なコマンドは、以上になります。
それでは、早速プログラムを作成していきます。
[1]画像と文字を表示させよう❕
①micro:bitに笑顔を表示するプログラムを作ります!
from microbit import * # micro:bitモジュールをインポートする。
display.show(Image.HAPPY) #文字をスクロール表示する。
②micro:bitに指定された画像を表示するプログラムを作ります!
from microbit import *
display.show(Image.MEH) # 退屈そうな顔イメージを表示する。
sleep(1000) # 1000ms(=1s)待つ
display.show(Image.SILLY) # あっかんべーの顔を表示
sleep(1500) # 1500ms(=1s)待つ
display.show(Image.HAPPY) # 笑顔を表示
[2]ボタンを使う
①micro:bitで矢印ボードを作ります!
from microbit import *
while True:
display.show(Image.ARROW_E) # 右矢印を表示
sleep(1000) # 1秒間まつ
display.clear() #ディスプレイの表示を消去する。
sleep(500) # 0.5秒間まつ
②ブルドーザー用のコントローラーを作ります!
from microbit import *
while True:
if button_a.is_pressed() and button_b.is_pressed(): # ボタンが押されているか確認する。
display.show(Image.ARROW_N)
elif button_a.is_pressed():
display.show(Image.ARROW_W)
elif button_b.is_pressed():
display.show(Image.ARROW_E)
else:
display.clear()
以上が、基礎プログラムになります。
実際に使用されるBBC micro:bitは、もっと複雑なプログラムなどを構成することができます。
そして今回は、micro:bitの基礎である(どんな)プログラムをPart.1で作成しました。
もし興味がありましたら自分で作成して見てはいかがでしょうか?
次の回ではBBC micro:bitとは?Part.2で~~~を紹介します。
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう❕❕